雨漏りを修理する際に、保険が適用されると負担も軽くなり、万が一の時にも安心。そんな雨漏りの修理を必要としている方の為に、雨漏りの修理に使える保険をまとめてみました。
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雨漏りに対応している保険はどんな種類がある？
雨漏りの修理に関して対応してくれる、一番有名な保険が火災保険です。
賃貸に入居する際の契約に、火災保険に入る事が多いと思いますが、この火災保険は主に建物に対する保険の為、雨漏りが起きた時にも対応できる保険であると言えます。
しかし、火災保険でも保険対象にならない雨漏りケースも。保険対象となるケースは、雨漏りが起きた原因が地震・台風・大雨などの天災によって屋根や壁に被害が起き、そこから雨漏りが発生してしまった場合です。
自分では予測が出来ない事が原因のため保険対象にはなりますが、「自然災害が原因なのか？」を明確に提示する必要があり、個人で申請しても受け付けて貰えないケースもあります。
証拠となる写真や、各種証明書類は、自分で用意するよりも代行業者を活用する方法がおすすめ。代行会社を通じて修繕する事で、「保険金から修理代が出るように代行会社が動く」ので、個人でやるよりも保険がおりる確率が上がります。
保険対象とならないケースは、長年使用していた結果の劣化などの自然発生的なものが原因による雨漏りです。家が老朽化し、その際に生じた被害によって雨漏りが発生してしまったケースです。
しかし、100%の経年劣化ではなく、台風による被害や地震による被害から引き起こされた痕跡がある場合には、保険の対象になることもあります。
また新築10年以内ならば、住宅瑕疵担保責任保険という保険も対応されます。これは、雨漏り修理を行った業者に対して保険金が支払われ、雨漏り工事を無料で行ってもらえる保険です。
雨漏りで修理する場合の概要
雨漏りで修理を行う場合には、まず原因箇所を特定しなければなりません。その際に行われる方法は、散水調査と言われるものです。これは、壁や屋根などで水を流し、雨漏りを発生させる元のキズや穴を修繕する方法です。
その後、その傷や穴を塞ぐ作業を行います。
一般的には、雨漏り専門の施工業者が行うのですが、自分でも応急処置として傷や穴を塞ぐ方法も。自分で行える応急処置は、コーキング材や防水テープで水が隙間から入らないように補填する方法があります。
一方、施工業者が行うのは、原因箇所の壁や屋根をはがし、内部の防水シートなどを新しくする方法でとても大掛かりなものになっています。
一般的に、雨漏りを解決する施工を行うには100万円近くかかると言われています。ですので、なるべく保険を使って自身への負担が軽くするのがポイントです。
