台風の日や大雨の日になると、よく発生する悩ましいものと言えば雨漏り。
バケツで雨水を受けて水が滴らなくなるまで置いてあるのを見た事がある方も多いのではないでしょうか。
photo by Susanne Nilsson
屋根の雨漏りの原因はなに?
屋根からの雨漏りの原因の多くは、瓦やスレートなどの劣化によって下地に水が染み込んでしまう事によって引き起こされます。
他にも、瓦などがずれて水が染み込むようになっていたり、浮いてしまって水が染み込むようになってしまう場合も。
こういった雨漏りが起きてしまった際には、二次被害にも気を付けなければいけません。
例えば、雨が内部を伝った事によって家の内部構造にダメージを与える事になってしまったり、白アリが発生しやすくなってしまったりするケースもあります。
建築した方の施行不備という可能性もありますが、年月を経てひびが出来るなどの不具合が起こっている場合がほとんどです。家にダメージがどんどん蓄積されていくので、早めに対策をする事がとても重要。
対策方法は?
雨漏りの対策方法は、自分で応急処置のように行う方法と、業者にお願いして根本的なところから直してもらう方法があります。
自分で応急処置のように雨漏りを防ぐ方法は、屋根にブルーシートを被せる。隙間やヒビに防水テープを貼る。シリコンを使って水が侵入しないようにしたりする方法などがあります。ただこれらは、あくまでも応急的な処置です。
業者にお願いする方法は、雨漏り修理を主としている会社にお願いするのが一番。原因の調査から始まり、劣化した部分を取り換えたり、修繕したりしてくれます。
雨漏りの修理は、原因を特定する事が難しいですが一番重視しなければいけない事なので、大工や塗装業者に頼むよりも雨漏り専門の業者に頼むのがおすすめです。
どれぐらいの費用がかかる?
屋根の瓦やスレートを修理するだけなら数万で済みますが、棟板金を直すなどの大掛かりなものになってくると百万円以上かかる事もあります。
雨漏りが起きているという事は見た目以上に内部にダメージがあるので、根本から修理しなければ効果はありません。
値段でみるのではなく、修理の内容を見て必要か確認したうえ、修理後に後悔する事が無いように修理を行ってもらいましょう。

