ベランダ雨漏りの原因と対策方法、一般的な修繕にかかる費用についてまとめました。
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ベランダの雨漏りの原因はなに?
ベランダの雨漏りの原因の多くは、ベランダ内にたまっていた雨水が風によって舞い上がり、その雨水によって雨漏りが発生してしまうケースが多いです。そのため、雨漏りが発生する日は風が強い雨の日、つまり台風が接近している日によく発生します。
本来、ベランダはそうした雨水の舞い上がりを防止するために、ネズミ返しのようなものがついていたり、水が侵入しないようにコーキングという施工を行ったりします。
ただ、長年使用している事によってその効果がどんどん薄れて行き、水が舞い上がるようになってしまうというわけ。
また、ベランダに排水溝や雨どいが用意されている場合は、そこにゴミがたまってしまう事によって水が流れず、雨漏りが引き起こされることも。
対策方法は?
雨漏りに関しては、主に修理会社に頼んで修理してもらうのがおすすめ。
大工や塗装業者に修理を頼む方もいますが、大工はあくまで家を建てる事が専門で、塗装屋は塗りなおす事が専門なため、どちらの業者も雨漏りに関して詳しいわけではないためです。
雨漏り対策をするには、必ずその雨漏りの原因がどこにあるかというのを突き止め、そこに適切な処置を施さなければなりません。表面上だけ修理をしたとしても、内部にはダメージが残っているため、そこからまた雨漏りが発生してしまう事もあるのです。
どれぐらいの費用がかかる?
一般的なサイズのベランダの場合、およそ10万~15万円ほどかかると言われています。
床をはがして防水マットを入れたり、水が通りにくいように塗装を行ったりするなど、措置しなければいけない事が多いため、これだけの費用が必要になります。
ベランダはあまり見ない場所なので管理が難しい場所ですが、何かあった時に、意外に高額な費用がかかる箇所でもあります。定期的にゴミを取り除いたり、水はけが悪くないか確認したりし、なるべく良い状態を保つの方が良いでしょう。

