年月が経つにつれて、マイホームも色々なところが劣化していきます。
その中でどこをリフォームするべきなのか、あまりわからない方も多いのではないでしょうか。そんな時には、リフォーム検査・調査を利用してみると良いでしょう。
一戸建てのリフォーム検査・調査の方法とは?
一戸建てをリフォーム検査・調査をする方法は、ホームインスペクターという住宅診断士に依頼する方法が主流です。
第三者目線でかつ専門家の目線から、住宅の劣化具合や欠陥の有無を見極めてどこにリフォームが必要なのかアドバイスをもらうことが出来ます。
この調査は、目視で屋根や外壁、屋根裏、室内、床下などの状態を見て判断するのが基本です。これらを見て、建物のコンディションを見極めてリフォームの必要箇所を判断する事が出来ます。
このリフォーム検査・調査は一戸建てのリフォームの時だけでなく、既に建っている住宅を購入する前や自宅の売り出し前にあらかじめ状態をチェックし、スムーズに取引が行くように情報をそろえるためにも行われています。
また、このような調査はリフォームの前も行われますがリフォームの工事中や工事後にも状態を確認するために行われることが多いです。
着工に不備はないか、欠陥はないかなど状態を確認して進めるので後になってトラブルが起きる事が少なくなります。
リフォーム検査・調査にかかる費用は?
このリフォーム検査・調査は、相場で1回につき5万円前後の費用がかかります。値段は高めに感じる人も多いかと思いますが、検査する箇所も数多くありますので、それらに詳しい方に検査・調査を行ってもらって損をすることはないでしょう。
一番理想的なのは、着工前、着工中、着工後の3回確認を行って自分たちの家をより理想的な家へ近づける事です。リフォームを行ってもらった後に不満が出てくるともったいないので、費用が多少かかっても検査・調査を行う事をお勧めします。
一戸建てのリフォーム検査・調査を依頼する際の注意点
このリフォーム検査・調査は、あくまで一次診断である事に注意してください。
目視で行う為、目に見える範囲でリフォーム箇所を判断します。そのため、目視でも判断できない箇所やより細かく見なければいけない箇所があった場合には機械を使って確認しなければいけません。
また、リフォームを問題なく行う為にはリフォームの着工途中と終わりのタイミングでチェックを行う事が大切です。この2ヵ所で自分でイメージしたリフォームの完成形と離れていたら、修正できるうちに修正してもらえるようにお願いしましょう。
この様な意味でも、リフォーム検査・調査は重要な役割を持っています。住んでいる家の築年数が経ってきた場合には一度依頼をしてチェックをしてもらいましょう。

