にぎやかな場所に住んでいると、どうしても気になってしまうのが外の音ですよね。通行人の話し声や車の通る音が聞こえてくると、集中も出来ずゆっくり寝る事もできません。
そんな騒音対策のひとつとして、防音フィルムがあげられますが、どれぐらいの効果が期待できるのでしょうか?
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家の窓を自分で防音する方法は?
窓を自分で防音する方法は、主に3つあります。それは、防音カーテンを使う方法、二重窓を設置する方法、防音フィルムを使う方法の3つです。
防音カーテンを使う方法は、近年ホームセンターなどでも販売されている防音加工が施されているカーテンを使用する方法。
隙間の無いようにカーテンを吊るす事によって、外からの音を小さくしたり、中から外に出て行く音を軽減する効果があります。恐らく皆さんが一番初めにイメージする窓の防音対策といえばこれではないでしょうか。
続いては、二重窓を自分で作って設置する方法です。二重窓というと業者に任せて工事をするイメージが強いですが、実は自分で作る事も出来るのです。
自分で作る方法は二種類あり、メーカーが二重窓を作るためのセットを販売しているので、それを購入して作る方法と、完全に自分で作ってしまう方法があります。
前者の方は、お金はややかかりますが、材料など一括でそろっているため、追加で買い足す必要がありません。必要な部品や工具のみが入っているため、自作としては簡単な方に入ります。
後者の方は、ホームセンターなどに行き自分自身で材料をそろえる必要があります。その分、値段もかかりませんし、凝ろうと思えば自分好みの窓を作ることが出来るので、こだわりがある方は挑戦してみても良いかもしれません。
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防音フィルムとは何?防音効果はどれぐらい?
防音フィルムとは、備え付けの窓やその周りを傷つけることなく設置でき、窓を塞がずフィルムで防音が出来るといったもの。
このフィルムの効果は、確かに音を軽減してはくれますが、これだけでは大きな効果は期待できないでしょう。
もしももっと防音効果が欲しいという場合には、上にあげた2つの方法を組み合わせて行う事で、より一層の防音効果が期待できます。
窓の隙間を防音する方法
窓の防音を行う際に、一番気をつけなければいけないことが、隙間をなるべくなくすことです。
気密性が無ければ、防音の効果は薄れてしまいます。そのため、防音カーテンを使う時にも、防音フィルムを使う時も、なるべく隙間が無いようにぴっちりと設置する必要があります。
窓に隙間がある場合には、すきまテープという隙間を埋めるためのテープが販売されているため、そちらを利用してなるべく隙間が無いように工夫する必要があります。
わずかな隙間でも音は空気を伝って行ってしまうので、ピッチリと隙間を無くして気密性を高める事が、家の防音効果を強める事が出来る一番の方法です。
「場所別」自分でやるマンションの防音対策
マンション住まいで気になる防音対策で、それぞれの場所別のやり方についてまとめています。

