最近高齢化も進み、一般住宅でも取り入れられるようになってきたバリアフリー。
そのバリアフリーへリフォームする際に、実は補助金が利用できる事を知っていましたか？知っていないと損するかもしれない、バリアフリー補助金についてまとめてみました。
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バリアフリーの補助金にはどんな種類がある？
バリアフリーの補助金には、大きく3つの種類があります。
- 介護保険住宅改修助成
- 高齢者住宅改修助成金
- 福祉用具関係の補助金
この３つです。
この内、1つ目と3つ目は介護認定を持っている人が対象となっていて、2つ目は介護認定をとっていない人が対象になっている事が多いものです。
今回は、この中でも積極的に使いやすい介護保険住宅改修助成と高齢者住宅改修助成金について説明します。
「介護保険住宅改修助成」とは？
介護保険住宅改修助成は、手すりの取り付けや段差の解消などの工事費用の9割を支給してくれる制度で、助成額の限度は、最高工事費用が20万、最高支給額が18万となっています。
この制度をつかうには、要介護認定で「要支援・要介護」と認定されている、改修する住宅の住所が被保険者証の住所と同じで本人が移住している、という2つの条件を満たす必要が。
年々工事内容の基準が厳しくなっていたり、ケアマネージャーの方に慣れない理由書を書いてもらわなければいけなかったり、助成を受けるのが少しずつ困難になってきている制度でもあります。
「市町村による高齢者住宅改修助成」とは？
高齢者住宅改修助成は、介護保険住宅改修助成と似ていて、バリアフリーにする工事の費用を負担してくれる制度です。
ただし、こちらは市町村によって内容が異なっていて、支給額も条件によっては最高30万の支給をしてくれる場所も。
また、この制度は介護の予防が目的になっているため、要介護認定をされていない高齢者向けの制度になっています。
制度の名前も似ていて、知名度も低めなのですが、要介護認定をされていなくてもこの制度を使えばバリアフリーの工事に補助が出ると知っておいた方が良いでしょう。
この制度は、先述したとおり市町村によって内容や制限が異なっているため、この制度を利用したい場合には自分の住んでいる市町村の制度をしっかりと確認する必要があります。
場所によっては所得に応じて支給される満額が異なっていたり、更に細かい規定があって補助を受けるのが大変なケースもあります。
