雨漏り対策にも!住宅リフォームのコーキング方法と費用

築年数が経ってきた家は、色々な箇所が少しずつ劣化していきます。

その中でも見落としがちな箇所がコーキングの部分です。この劣化に気が付かずに雨水が入り込んでしまった、なんてことの無いようにしておきたいですね。

目次

「コーキング」ってなに?

コーキングというのは、外壁のボードとボードの境目にあるゴム状のものです。

サッシの周りに埋め込まれている事も多いです。一般的にはシーリングという言葉で使われています。ゴムパッキンをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

このコーキングは、年数が経つごとにどんどん劣化していきます。ひび割れが起きてしまったり、接着面から剥離してしまったり、ゴムの体積が小さくなってしまったりしていきます。

外壁に用いるコーキング材は、主にウレタンか変性シリコンか品質の異なる2種類のどちらかになります。一般的には変性シリコンの方が性能は上ですが、外壁の塗装を汚してしまう成分が入っていなければどちらでも大丈夫です。

ウレタンは塗装との相性が良く、変性シリコンは紫外線による劣化が少ないという特徴があります。

コーキングする方法と効果

コーキングを行う方法は、まず今ついている劣化したコーキングを剥がし、接着剤を付けてコーキング材を入れて行くと言った手順になります。

接着剤などを付ける際には、外壁が汚れない為と仕上がりを綺麗にするためにマスキングテープを使います。

まず、コーキングを剥がす際にはカッターを使って取り外します。業者の場合には専用のカッターがあるのですが、通常のカッターでもとる事は可能です。

剥がした後、下地を綺麗にして養生処理をし、接着剤やコーキング材を付けて行きます。

コーキング材は業者の場合には材料を混ぜて作るのですが、自分で行う場合にはホームセンターでカートリッジが売っているのでそれを使う方法があります。

このコーキングを綺麗にすると、コーキングの隙間から入る雨水を防止でき、家の内部へのダメージを軽減させることが出来ます。

見た目もきれいになりますし、もしも劣化の度合いが強くなってきた場合には打ち直しをする事も検討した方が良いでしょう。

コーキングにかかる費用相場は?

コーキングにかかる費用は、ひび割れなどの簡単な補修は数万円で済みますが、家全体となると20~35万ほどになると言われています。

自分で行う場合には、ホームセンターで1本800円ほどで売っているコーキング材を購入すればよいので安く済ませられます。

ただし、その場所にあったコーキング材を選ぶ必要があるので、しっかり下調べをしてどのコーキング材が適しているのかを見定めてから購入するのと「高所、等は自分で出来ない(プロに任せて自分ではやらない)」という点にも注意が必要です。

▶関連:雨漏り対策リフォームの種類と「かかる費用」相場のまとめ

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