インテリアの一部としても人気な観葉植物。実はシックハウス症候群の対策としても使えるのです。おしゃれなだけじゃなく、健康のためにも使える観葉植物とは一体どんなものなのでしょうか。
どうして観葉植物がシックハウス対策になる?
観葉植物がシックハウス症候群の対策になる理由は、植物に空気をきれいにする効果があるためです。
シックハウス症候群は化学物質による空気汚染によって引き起こされるので、空気清浄能力を持つ観葉植物はシックハウス対策に効果があるとされています。
実際に、アメリカのNASAが25年間の研究を経て有害物質を吸収する植物を発見しています。全ての植物がシックハウス対策として使える訳ではありませんが、効果がある事は認められています。
どんな観葉植物が有効なの?
シックハウス症候群対策に使える植物はエコプラントと言われています。ホルムアルデヒドやベンゼン、アンモニアなどといった化学物質を吸収する効果のある植物の事を指します。
また、観葉植物はマイナスイオンを発生させるのでリラックス効果があり、かつフィトケミカルという化学物質を出しているのでカビやバクテリアを抑制する効果もあります。
エコプラントと呼ばれる植物はメジャーなもので8種類あります。
- サンスベリア
- スパティフィラム
- ドラセナ・マッサンゲアナ
- アレカヤシ
- アロエベラ
- ディフェンバキア
- ポトス
- アロマティカス
この中でもNASAが特に効果が高いと太鼓判を押している観葉植物が、「サンスベリア」「ドラセナ・マッサンゲアナ」の2つです。
サンスベリアは空気を「浄化する木」。ドラセナ マッサンゲアナは「幸福の木」として有名ですね。
どちらも、見た目もオシャレで飾りやすい観葉植物なので、を置こうと検討している方は選んでみるのもよいのではないでしょうか。
観葉植物を置く際の注意点
観葉植物を置くにあたり、「管理方法」や「個数」にも気を付けてください。観葉植物によっては複数なければ効果が無いものや触れるとかぶれる恐れのある観葉植物もあります。
先述した中で言うと、スパティフィラムは乾燥に弱いので水をたっぷり上げないと葉が萎れてしまいます。アレカヤシについては寒さに弱いので冬は日差しが差す日当たりの良い所で育ててください。
また、ディフェンバキアについては葉や茎に毒を持っているの触るとかぶれやすい植物です。見た目はとてもおしゃれなのですが子供やペットがいる家庭は控えた方が良いかもしれません。
個数については、6畳の部屋でしたら大き目の鉢で1つ、小さ目の鉢なら5~6個ほど置いておくと効果を期待できるでしょう。見た目で好きな方を選んでおくとインテリアとしても使えるので良いですね。



