雨の日になり、起きるとショックなものと言えば雨漏りですね。多くの方は屋根から雨漏りが起こるもの、と考えているかと思いますが、実は雨漏りは壁から発生する事もあります。
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壁の雨漏りの原因はなに?
壁の雨漏りの原因として多いのが、窓周辺の防水施工があまい部分や、外壁の劣化によって生じた隙間から、水が侵入すること理由です。
窓周辺の防水施工というのは、基本的に窓は水の侵入がしやすい箇所になるので、防水テープや防水紙を使って水が侵入しにくいようにしてあるもの。
しかし、時間が経って防水テープや防水紙が劣化したり、施工不良で防水テープの粘着が甘かったり防水紙が薄く隙間があったりすると、水が侵入しやすくなってしまうのです。
また、外壁の劣化というのは、ヒビが入っていたり隙間ができていたりする事によってそこから水がしみ込んでしまう事。例えば壁の下の方に微妙に隙間(ヒビ)が空いていたりすると、木等を伝って雨水が入り、雨漏りになってしまう場合もあります。
対策方法は?
対策方法としては、専門業者に依頼し修理を行ってもらう必要があります。
壁のひび割れや隙間などは自分で行う事は難しいので、原因を突き止めて、そこに向けた修理を行ってもらう事が良いでしょう。
外壁を塗りなおす、という方法もあるのですが、原因を突き止め、そこに対して適切な修理をしなければ効果はありません。そのため、知識のある業者も交えて雨漏りの原因をしっかり調べる必要があります。壁のひび割れや隙間が足元にある事もあるので、注意して原因を見つけましょう。
原因が足元にあるからと言って足元にしか水漏れが発生しない訳ではありません。場合によっては、外壁の足元からの水が屋根の水漏れに繋がっていた事もあります。
どれぐらいの費用がかかる?
修理の費用は、使う素材や必要な範囲によって変化しますが、基本的に数万で済むものではありません。逆に、数万程度の場合だと応急処置程度しかやってくれないケースもあり、再発もするケースもありえます。
その為、数十万~100万程度の額を想定しておき、できれば、しっかり内部まで修理をしてもらう方がベターです。

